平成22年度

三ヶ所中学校

川 川
平成22年度 郵便事業株式会社 年賀寄付金配分事業 
日本郵政年賀寄付金配分事業
川
 

三ヶ所中学校 蘇陽峡中山ダム環境学習

< 平成22年9月24日(金) 13:30〜16:30 >


開会、あいさつ。

現地移動後、準備体操を行う。

感覚を思い出している様子。初めこわごわと漕いでいたが、徐々に感覚を思い出す。

天気に恵まれ、最高のカヌー日和となりました。

ダム上での環境学習。説明を真剣に聞いている生徒たち。

手入れの入っていない、杉林。
年々崩壊が進んでいる。

全員で並んで記念撮影。

学校に戻った後、閉会式あいさつ。

【行動記録】
13:30〜13:45 開会式、注意事項
13:45〜09:40 学校出発(自然屋かわじん車両4台、町役場車両1台)
14:15〜14:30 中山ダム到着、準備体操 パドルの操作のおさらい
14:30〜15:40 湖面でカヌーレッスン、ダム湖内を周遊、カヌーに乗ったまま環境学習講座
15:40〜16:00 片付け 蘇陽峡出発
16:00〜16:30 学校到着、閉会式 終了

【生徒の感想文より】
●ダムや森林のことについても、くわしく教えてくださいました。はじめはすごくきれいな所もどんどんいくにつれて、ヘドロがたまっていたりしていました。そこで、疑問が一つあります。あのダムは今後どうなるのでしょうか。今年で50年目だと聞きました。もしもこわれたりしたら、下の人々はどうするのかとても考えてしまいます。これからは、ぼくたちがこのことを解決していかなければなりません。ぼくは五ヶ瀬が大好きです。だからこそ守っていかなければなりません。

●このカヌー教室ではカヌーの乗り方、川が汚れる今の状況、そして自然の大切さ、たくさんの事を学びました。その中で、一番心に残った事は「自然と私たちの関係」です。私は普段何も考えずに電気を使ったり、水を使っていて、最初は、「私たちが使っている電気や水。何が関係するだろう」と思いました。しかし、話を聞いていると、私たちが不便を感じず、楽しくすごしているその反面で、ダムの水が汚れていることを分かりました。これからは(この電気を使うと、あのダムの水が汚れる)(あの、自然がこわれる)など、一つ一つの行動に思いだして生活したいです。

●カヌー教室を開いて下さってありがとうございました。初めて大きなダムでやってすごく楽しかったです。時間があっという間に過ぎた気がしました。学んだこともたくさんあります。私は一度杉田さんに話を伺ったことがあります。人工林率の話しをして下さいました。今の自然を私たちが守っていかないと、自然はどんどん汚くなります。自然がダメになるかもしれません。小さなことでもやっていって自然を守っていきたいです。 カヌーはすごくすごく楽しかったです。

●ぼくはカヌーを小学校のころに二回やりましたけど、九月二十四日にあったカヌーが今までのなかで一番楽しかったです。中山ダムにある二つの滝は自然がうみだしたもので、ぼくはすごいなぁと思いました。ぼくは、このカヌー教室をやってあらためて自然はやっぱり人には必要ということが分かりました。ぼくは、五ヶ瀬自然学校の皆さんから学んだことをいかしてこれからも自然を守っていきたいと思いました。


【指導者感想・反省など】
・参加人数は多かったが、役場教育委員会の協力が得られ、公用車を出していただきスムーズに移動できた。
・カヌー体験は昨年、五ヶ瀬町内三ヶ所にて体験している生徒なので、カヌーの操作ははじめ思いだす程度ですぐに慣れていた。
・カヌーの操作には、余裕があるので環境教育に関する説明には真剣に聞き入っていた。
・五ヶ瀬川の上流部にあたる蘇陽峡のダム湖ではあるが、この蘇陽峡まで降りて来た経験のある生徒はいなかった。ふるさとの自然に驚きの声が多く聞かれた。

※その他事後学習で感想文を全生徒から提出いただく。