4月
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平成20年度 五ヶ瀬風の子自然学校 活動記録 4月

12月3日(水)  風の子のゆえん
みなさんは『夏と冬どっちが好き?』と聞かれたら何と答えるでしょうか。
ワタクシたくやんは即答で夏!!と答えると思います。その昔、「人間はなぜ冬眠しないのか」という疑問を持ち、本気で悩んだ経験があるほどの寒さ嫌い。
しかし、今の住処は五ヶ瀬町鞍岡。12月に入り、寒さにも拍車がかかってまいりました。朝はもちろんのこと、夕方でも日が落ちるとガクーンと気温が下がるのです。そんな中であっても、風の子自然学校に来ている子ども達は外遊びが大好き。真っ暗になるまで外で遊び続ける始末なのです。

『子どもは風の子』とは良く言ったものです。
とはいえ、こちらも風の子スタッフ。最後までつき合うのが筋というもの。しかし、夢中になって遊んでいると寒さを忘れ最終的には汗までかいて暑いくらい。
寒い時こそ体を動かして温まる。そんな基本的なことを子ども達に思い出させてもらっているのでした。
体が動く限り、どこまでもつき合うぜー!!by たくやん



12月6日  もちつき大会と紙ヒコーキ飛ばし
風の子自然学校でも恒例となりました、もちつき大会。今年も、無事にというか、よりレベルアップして迎えることが出来ました。もち米はもちろん、今年は豚汁に入る野菜が全て『風の子農園』産!よく考えてみると、これってなかなかすごい事なんではないでしょうか?
とはいえ、もちつき大会当日。最近ではダントツの冷え込み。雪もちらつく中、風の子達が集まってきました。相変わらず、寒いのはあまり関係なさそう。
もちつきの準備が整うまで、豚汁の材料切りやあんこ丸めなど色々作業もしてくれました。
もち米が蒸かしあがると、ウスの周りに集まってもちつきの順番待ち。声を掛け合いながら、元気についていきました。『わぁ〜、米が餅になったぁ』当り前のことですが、目の当たりにするとつい”声”にでてしまうようです。
ちょっと特別な昼ごはんを食べた後は、みんな大好き紙ヒコーキ!紙ヒコーキ九州チャンピオンの先生に教えてもらいながら作った自分の紙ヒコーキを持ち中学校のグラウンドへ。雪が降る中、紙ヒコーキチャンピオンシップを行ってきました。
極寒の中、一日中 目一杯遊んで、また大切な思い出の1ページにしっかり刻み込まれたんではないでしょうか。
来年は、味噌まで手作りを使用するとか。今年よりも、よりしっかり餅がつけるよう元気にのびのび成長していってもらいたいものです。みんなおつかれさーん!by たくやん



12月15日 お豆がコロコロ。大豆の脱穀
収穫してから約20日間。完全に干しすぎた感のある[みさお大豆]。干している足元には、飛び出したお豆がコロコロ。天気も落ち着いてきて、ようやく脱穀にありつけました。
僕も含め、風の子たちは大豆の脱穀も初体験。どうやったらうまく出来るのか、色々試しながらやってみました。
棒で叩いてサヤから豆を取り出し、拾い集めて“ふるい”にかけゴミを取り除いていきます。細かしい作業が多かったのですが、ハマるとやめられなくなるみたいで、意外と楽しんで作業できたみたいです。
あとは、天日に干して水分を抜き『味噌づくり』に向け保存です。寒い中、お疲れ様でした!by たくやん



12月26日〜28日 やまぶし達もキャンプ納め
年の瀬も迫り、小学校もようやく冬休みに入ったようです。今年も一年間、お疲れ様でした。
五ヶ瀬自然学校でも今年最後の子ども体験キャンプ、『第7回 やまぶし探検隊』が開催されました。今回は、ちょっと長めの2泊3日。雪が積もる白い山で、目一杯遊んできました。
昨年は、機会に恵まれず一度も登場しなかった「スノーシュー」。初日に大活躍してくれました。
葉がついてない大木。そこにビッシリついた霧氷。足元には雪。普段山登りのシーズンである「春」や「秋」とはずいぶん違う様子をみせる山に、子ども達もなんだか新感覚だったようです。物が少ない冬山でしたが、ネイチャーゲームの効果もあり細かいところまで興味深く自然観察しているようでした。

2日目、3日目は「五ヶ瀬ハイランドスキー場」にてスキー三昧。今回は、生まれて初めてスキーをした子も結構おりましたが、2日目には一人でヒョウヒョウと滑っていくのです。楽しいから一生懸命練習するし、練習したら上手くなる。滑れるようになると、もっともっととやめられなくなってしまい『もう1本!もう1本!』。時間がいくらあっても足りないような顔をしていました。
と、まぁ今回も満足顔で帰っていくやまぶしさんなのでした。by たくやん