2.お茶の乾燥・殺菌について
荒茶で保管しているお茶を出荷する際、乾燥をおこなう。この乾燥作業は、お茶の殺菌を兼ねている。 |
透気乾燥機
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上から粉茶、木茎、本茶 |
5分後の水色 |
乾燥機(90℃)を使用
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本 茶 |
粉 茶 |
木 茎 |
備 考 |
10分 |
もどり香 |
もどり香 |
もどり香 |
未殺菌の状況か |
20分 |
良 |
良 |
良 |
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30分 |
火香 |
火香 |
火香 |
殺菌は良だが、お茶の香りとしては問題 |
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●まとめ
上記のような実験の結果、今回は「粉茶」をお風呂用のお茶として選定した。
理由:
@水色やお茶の香りのバランスがよかった
Aコスト的に安価である
Bパッケージのサイズが小さくてすみ、使用済み後の処理がカンタン。乾燥に関しては、今回は「透気乾燥機」を使用したが、「水乾機」を使用することで、釜炒り茶らしい製品となる。
3.今後の課題 この実験で使用した「本茶」や「木茎」も、香りがよく、癒し感があり、お風呂用として十分利用できる。しかし、「本茶」はコスト面から販売価格を考えると、今回、見送らざるをえなかった。また、「木茎」も香り、水色とも「木茎」らしい独特のものであったが、形状をみると、大きく、少々難があるようだ。今後、「木茎」を利用するならば、「粉砕機」を使用することによって形状を整えると、良いように思える。 今回の結果を踏まえて、次回の製品開発に取り組みたいと思っている。 |