「やねだん」の中心部に在る「未来館」に到着。 |
今回、ツアーのコーディネートをして頂いた、くすの木自然館の理事長である、立山氏との挨拶・研修の説明。
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初日の昼食をいただいた「手打ちそば屋」未来館内の敷地にある。
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過去、いくつもの「地域づくり」に対する表彰を受けていた。
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地産で商品化している販売物も置いてあった。
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昼食は、毎週 土・日 のみの営業で、完全予約制だという。当日は、他にも団体が来ていた。
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最初は、空き家整備による「迎賓館」に文化交流として移住してきた方達の紹介をしていただいた。
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ビデオの後に、豊重館長から、地域づくりに必要なものや、自主財源の内容についての説明を、質疑応答を交えながらやって頂いた。
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講習後は、地域内での活動を実際に、歩きながら説明などをしていただく。(ギャラリーやねだん)
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ギャラリー内には、現在移住してきている「アーティスト」さん達の作品が、きれいに展示販売していた。
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これは、迎賓館3号館に移住してきた“写真家”の方が写したいろいろな写真。
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手前は、迎賓館1号館に移住してきている“画家”さんが作った、「やねだん」Tシャツ。
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「ギャラリーやねだん」の壁面に描かれた、ペインティング。
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今度は、迎賓館6号館の視察に向かう。奥に見えるのが6号館。
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入り口には、各アーティストさんたちによる作品が飾ってある。
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縁側からの眺め。まさに、“アート”としか言いようの無い雰囲気である。
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中に入っても、きれいに整理された中に、作品が置かれていた。
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道沿いに出ると、「やねだん」地区の案内看板が立ててある。やはり、地域視察の多い地域柄なのでしょうか。
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次は、自主財源の一角を担う、「土着菌」の醗酵現場を見せていただいた。
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循環型の「地域づくり」には欠かせない、田畑での土作りにもかなりの効果があるという事で、かなり興味深いものでした。
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最後は、豊重館長に御礼の挨拶をして、お別れです。本当に力強い「地域リーダー」であり、本当に学ぶべき所の多い地域でした。
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【昼食】
2日目の昼食をご馳走になった民家料理屋「しどおか」外見的に、すごく立派な民家という感じである。 |
倉庫では、おじいちゃんが孫と一緒にくつろいでいました。手作りの囲炉裏は本当にすばらしいものでした。
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倉庫内には、ギャラリーのように「自在掛け」がぶら下げてありましたが、どれもこれも手作りによるもので、売り物ではないらしい。
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入り口に進むと、おしゃれな“のれん”がかけてあり、後に女将さんの手作りによるものだという事がわかり、更に感動です。
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玄関ロビー。
中に入ると、高級旅館を思わせる様な雰囲気に包まれていました。
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細部にまでこだわった手作り品が置物として飾ってあり、民家を忘れさせる思いです。
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奥座敷の“欄間”。
最近では見られない代物です。本当に感激です。
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縁側に飾ってある“墨”も、こちらの炭窯で作ったものでした。なんでも自給でされているみたいです。
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これは、墨を藁で包んだものです。なんとなくお洒落な感じがにじみでる物です。とにかく工夫が大事だと思った。
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同じく、縁側に飾ってあった置物。竹細工のお城でしょうか。
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これも縁側に飾ってあった置物。とにかく“風流”を感じさせるものばかりで、雰囲気から、料理をおいしく食べて貰おうという思いが伝わってきます。
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みなさん、あまりのりっぱな内装に感激して、なかなか座ることが出来ませんでした。
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各テーブルには、「ようこそいらっしゃいませ」と描かれた葉です。おもてなしの要素が盛りだくさんです。
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お料理は、全て自給により賄ったものです。一品一品がこだわりの田舎料理であり、昔から受け継がれてきた、“お母さん”の料理です。
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あまりのおいしさに、一瞬にして食べてしまいました。何から何まで、手の込んだ料理で、みなさん無言のうちに完食してました。
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食後のデザート。
クラッカーの上には、自家製にんじんで作った“にんじんのシャーベット”です。にんじんの味がしっかりでていて感激しました。
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帰る前に、敷地の奥に“五右衛門風呂”があるというので早速拝見しに行ってみました。
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きれいに並べられた石段の先に見えるのが“五右衛門風呂”です。これは、おじいちゃんが作ったものらしく、現在も使ってるとの事。
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研修の総まとめ
・「地域づくり」とは、地域に住む人々の問題点を一つ一つ解決していくことが一番大事であり、それらを纏め上げる「リーダー的存在」が必要なのではないかと考える。
また、「地域の個性」をよく考え、住民全員が「個性」を出せる場所が必要であり、各々が“感動”を持てるようなつくりを考えていかないといけないと思う。
・地域一体となり、将来的に子供の帰る場所を確保する事で、過疎化対策や高齢化対策にもつながり、「集落」における「力」も持続していくのではないかと思う。
・今回の参加者には、“五ヶ瀬川流域”の各地から来られた方がおり、それらのネットワークも保ちつつ、各々が「持続可能な集落力」を持つことによって、今後の交流・文化にも相乗的な効果があり、助け合っていく必要があると感じた。
参加者の感想
・「今回の研修では、よその地域で出来ている事を目の当たりにして、自分達の地域でも何か行動を起こさ
ないとだめだ!」という使命感がつきました。
・「やはり、“財源”がないと何も行動は出来ない。」と基礎になる部分のことについて、改めて確認できまし た。
・「リーダー的存在の大きさを、知らされた研修でした」
・「地域での話し合いが必要で、一人一人の問題定義を大事にしていきたい」
・「民家料理屋「しどおか」での視覚・味覚両方での細部まで行き届いた演出に大変感動しました」
・「地域の個性を感じると同時に、心にグサッっと訴えるものを感じました」
・「“地域愛”に感動すると同時に、鞍岡地区でも将来、子ども達が帰ってこれる地域づくりが必要であると心 から感じました」